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病院の実力! 米国の病院の質ランキング


株式会社 サイプレス 
竹中秀郎・伊藤雅教 



書店に並ぶ雑誌でよく見かける「病院ランキング」本。

雑誌のタイトルは、「いい病院」や「頼れる病院」など、 キャッチーなタイトルで一般消費者の目を引いています。 誰しも、病気にかかったら、より良い病院にかかりたいし、 名医といわれるような先生、信頼できる先生に診てもらいたいと思うもので、 このような雑誌はそういった意味で患者が病院を選択する 一つの基準となっています。

では、海外の病院ランキングではどのようなものが存在し どのような方法でランキングしているのでしょうか。
調べてみると、 アメリカのhealth grades社が 「2013 Distinguished Hospitals for Clinical Excellence」という ランキングレポートを最近発表していました。
アメリカの病院ランキングはこのhealth grades社の他にも多くあり、 有名なものにはU.S.NEWS&WORLD REPORTのBest Hospitalがあります。

では、今回のhealth grades社のランキングがどのようなものか、 少し紹介してみましょう。
health grades社の今回のランキングは対象の病院をある基準に従い、 5つ星、3つ星、1つ星のようにランキングしています。 今回5つ星を獲得している病院は、 全米において上位トップ5%しか選ばれていないのです。

次に、ランキングの評価方法について見てみると、 評価項目は大きく分けて、【死亡率】と【合併症発症率】。 項目数にすると27の項目にわたって各病院を評価しています。 データは3年分、最低30症例以上の病院を比較しています。

ここでは死亡率を治療成績の指標としており、 合併症発症率で合併症を発生しないような病院の体制を比較しています。 それぞれの項目は、
【死亡率】
 CABG、弁形成、弁置換を実施した患者での死亡率、 経皮的冠動脈形成術実施した患者での死亡率、
 脳卒中、心臓発作(心筋梗塞)、心不全の患者などの死亡率など18項目。
【合併症発症率】
 人工関節置換術、脊椎頸椎手術、心臓外科手術による合併症発症率など9項目。

5つ星を獲得した病院の割合が多い州は、コロラド州や、カリフォルニア州でした。 また、ルイジアナ州などのように、 26病院中1病院しか5つ星を獲得できなかった州もあります。

さて、これらの評価項目のうち特に、死亡率に注目すると、 日本の厚生労働省が公開するDPCデータを3年分活用しても 同じことができる可能性があります。
DPC制度のもと、公開データとしてMDC6別の疾患数と、 MDC2別の死亡率が毎年発表されており、 これらのデータとhealth grades社の評価ロジックをもとにして、 全国DPC対象病院のランキング実施を検討するのも、興味深いテーマです。 日本の医療の質も大規模調査で質の向上に利用されていくことが必要ですね。

今後もこうした海外ニュースなども含めてご紹介させていただければと思います。
(ご興味のある方は、下記の原文レポートをご覧ください。)
http://hg-article-center.s3-website-us-east-1.amazonaws.com/ec/58/8e7ef04b4498bad6b39785105bcc/2013-healthgrades-hospital-quality-methodology

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